あんこう2004.12.15

 寒くなれば鍋。鍋と言えば、あんこう。というわけで、茨城県某所に取材に行ってきた。
 あんこうは「つるし切り」と呼ばれる独特のさばき方が有名。七つ道具と言われるくらい無駄になるところが少ないのも特徴だろう。
 解体が進み、70センチはあろうかというあんこうの胃袋の中から、小さなあんこうが3匹も出てきた。他にもドロドロに溶けてしまった魚とおぼしき物体がいくつか。
「ええ〜っ、あんこうって共食いするんですか〜?」
 一緒に行ったライターさんが驚いたように言った。
「だから、旨いんすよ」
 板さんが、こともなげに言う。
 そう、魚が共食いをするのは珍しいことじゃない。あんこうはプレデターだから、あたりまえのこと。でも、ライターさんにとってはショックだったらしい。
 たしかに「共食い」って、嫌なイメージがつきまとう。倫理感の問題にプラスして、最近では狂牛病のこともあるからねぇ。
 でも、その感覚を魚に当てはめるのは、ちと‥‥
 ブラックバスも、小魚を食べ尽くした後、共食いをするなんて言われたこともあったけど、最近はあまり聞かなくなった。誤解が解けたのではないだろうけど、人間の尺度が、いかに曖昧なものかを知るいい例だろう。右耳と左耳の間にある世界なんて、その程度のものだ。
 謀略史観や都市伝説のたぐいにコロッといっちゃっても笑えないってことか‥‥

 で、先日の「東扇島事件」なんですが、我がFB'sが所属する全釣り協に報告してテレ朝に抗議してもらったのと同時に、別ルートで日釣振にも協力してもらい、担当者と本人が話をするところまでいきました。結果、問題のシーンは使われなかったそうですが、他にも素材はあったらしく、翌週に放映されたそうです。
 番組見てないから、なんにも言えないけど、なんだかなぁ。
 きっと、釣りの問題に限らず、こんなことはマスコミにとって日常茶飯事なんだろうけど(タメイキ)


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