インゲン2004.7.26

 ああ、インゲンの天ぷらが旨い!
 夏ですなぁ。
 和食は味と同時に季節を楽しむもの・・・の筈なんだけど、いろんな食材がいつでも手にはいるようになって旬というか、季節感そのものが希薄になってしまったと、知り合いの板さんが嘆いていた。北海道でスキー旅行に来たらしいカップルが居酒屋で仲良く食事をしていたんだけど「せっかく北海道に来たんだからコーンが食べたい」などとのたまうネーチャンに、彼氏の方が鼻の下を伸ばしているシーンに出会ったことを思い出してしまった。
 ま、これも時代の流れと言ってしまえばそれまでなのですが。
 僕の場合はと言うと、釣りをするようになってから、季節の移ろいに敏感になった。料理の写真をメインに仕事をしている関係で、半ば丸暗記ふうに「ハモは夏、晩夏になると同時に松茸が賞味できる」などと覚え込んでいたのだが、釣りでフィールドに出てみると、季節というのはそんなに単純なものではないことに気付かされた。
 たとえば春。「春は曙ようよう白くなりゆく山ぎは」なんて、のんびりしたイメージとはほど遠い、風が強くきわめて不安定な季節が、釣り人にとっての春なのである。どこが「ひねもすのたり」なんだか(笑)。
 うっとうしいだけだった梅雨も、産卵期を終え体力が回復したバスがトップウオーターに飛び出してくる、うれしい季節に変わった。
 ちょっとした風の変化や、肌に感ずる湿気などから「ああ、雨が降るな」なんて、当たり前のように言い当てられるようになったのも釣りのおかげだ。屋外で仕事をしている人に「なに当たり前のこと言ってんだ」と呆れられてしまうかもしれないけど、良くも悪くも都会で生まれ育った僕にとって、このような感覚をもたらしてくれた釣りには感謝なのである。

 で、ここしばらく更新を怠ってきたお詫びを・・・
 私事でバタバタしており、環境省のパブコメにもほとんど手をつけていない。
 ゴメンナサイ。
 でも、ありがたいことに、メンバーの皆さんが立派なテンプレートを作ってサイト上にアップしてくれた。こちらにも感謝したい。
 おまけに、自分なりの意見を付け加えて「こんなの、どうでしょうか?」とメールを送ってきてくれた方までいる。こういう反応に出会うと、本当にうれしくなってしまう。
 そうなんだよね。人間ひとりひとり立場が違うんだから、重要に思えるところも違うし、それによって内容が変わってくるのは当たり前のことだ。
 もう、あまり時間がないけど、それでも考えるには十分だとも言える。早く出すことに意味はないので、じっくり考えて、それでもだめなら自分の気に入ったところだけでもコピペして送って欲しい。


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